Bangkok (バンコク3日目)
〜バンコク満喫で早くもバンコキアンを気取る日〜
今日は朝から友人と二人で電車に乗り、
チョンノンシー駅からサパーン・タクシンという駅に行った。
この駅はチャオプラヤ川のほとりにある、終点の駅だ。
チャオプラヤ川。中学の社会で習ったぞ。
かの有名なタイを流れる二大河川の一つではないか!
感激。
チャオプラヤ川といえば船でクルージング。
電車の駅を出て川の方へと向かって歩き出した。
さて、船着場へ到着。 船に乗るぞ! …と思ったが、
昨日後輩から変なところへ連れて行かれそうになった、
と言っていたのを思い出し、
情けなくも怖気づいてしまった。
結局クルージングは取りやめとなった。
チャオプラヤ川を後にし、再び電車に乗り、次はサラデーン駅へ向かった。
(地図:上C2のS2と丸く書かれてあるところ)
サイアムスクエアより規模は小さいものの、こちらも繁華街になっていて、
ロビンソンなどショッピングモールがあった。
サイアムセンターに行ったときにも思ったが、バンコクのショッピングモールは、
日本のデパートとほとんど同じような雰囲気。
ロビンソンでは、アクセサリーをいっぱい買ってしまった。日本より確実に安い!
日本だと、ビーズやらガラスやらの飾りがいろいろついたピアスともなれば、2000円近くするものだが、
ここでは、200〜300バーツなのだから、1000円もしない。
ロビンソン以外にも何かショッピングモールっぽいものはないか、とその辺をぶらついた。
あとで、ホテルに戻らなければならなかったので、シーロム通りをチョンノンシー方向へ向かいながら探してみる。
程なくして、何やら怪しい通りへと足を踏み入れた。
タニヤプラザという建物を発見。
何か服とかアクセサリーとか売ってるかなぁ。
入ってみると、なぜかゴルフショップばかり。ますます怪しい。
外をよく見ると、日本語の看板が幾つもあることに気づいた。
ナントカクラブ、ナントカバー、焼肉屋やお寿司屋まで。
まるで大阪の北新地のような様相だ。
あとでわかったのだが、ここはタニヤ通りといい、
日本人のおじさまたちがよく来るところなのだという。
(地図:上C2の左の方)
おネェちゃんのクラブ、ゴルフショップ、お寿司、焼肉。
…なるほど、そういうわけだったのか。
その一つ向こうの通りはパッポン通りといい、こちらも歓楽街。
ゴーゴーバーとかナントカクラブがたくさんあるらしい。
夜には露店もたくさん出て、賑やかな通りなのだとか。(地図:上C2の左の方)
しかし、昼間はいたって普通の街路である。若干の怪しい雰囲気は見せているけれど。
シーロム通りも、大きなビルやショッピングセンターがたくさん両脇に立ち並び、都会っぽい。
さて、ホテルに戻ったら、みんなでそろって昼食を食べに行くことになっていた。
アマリウォーターゲートの中にある、「聘珍樓(ヘイチンロウ)」という、超高級中華料理店。
(地図:下C2のペンで丸く囲んだところ)
アマリウォーターゲートは、昨日行ったワールドトレードセンターのすぐ近くにある、バンコク1の高級ホテル。
入る前からすでにかなりのリッチな雰囲気で、Tシャツにジーンズという格好を不甲斐なく思ってしまった。
食事は飲茶。しかも先生のおごり(!!)。
エビ餃子、小籠包、肉まん、胡麻団子、その他にも何だかわからんようなものもでてきて、
いっぱい食べても食べてもなくならないほどに、いろいろな種類の飲茶があり、
もうお腹いっぱいになってしまった。
最後のデザートで、ココナッツミルクのようなものが出てきた。
透明なつぶつぶが浮いている。タピオカともちょっと違うような…。
先生に何なのか尋ねてみると、「まぁ飲んでみてよ」とだけ。
??
まぁとりあえず飲んでみる。
うん、ココナッツミルクだ。この透明のは何かコリコリしていて、味はないような。でも甘くておいしい。
すると、先生はこう言った。「この透明のはね、カエルなんだよ」。
!!
カエル! 出た〜!! 初ゲテモノ! うひゃ〜!! ふっつ〜に食べちゃったんですけど!
いやー、カエルくらいじゃゲテモノとは言えないのかなぁ。
でも、普通のタピオカ入りココナッツミルクのようだったぞ。
ゆったり満足して、しかもちょっとゴージャス気分を味わうこともできて、最高の昼食だった。
昼食後、そのまま解散となった。
歩いていたら、雨が降ってきた。大慌てで電車に乗った。
BTSの車内から外を見たら、空は真っ暗で土砂降りの大雨。
のように見えたが、嵐のように降っているというわけではなかった。
BTSの窓は、日本の電車のようにただのまっ透明のガラス窓ではなく、
上から網目状のようなシートが外から貼ってあって、側面全体に広告らしき絵が描かれていたのだった。
サラデーン駅で降りて、次はマッサージ屋さんに向かう。
昨日、先輩にココのマッサージ屋がすごくイイと教えてもらったので、
雨の中、足早にさっそくそのお店を探した。
中に入ると、ほの暗くて涼しかった。
奥に案内される前に、靴と靴下を脱ぎ、足の裏を軽くマッサージしてもらった。
それから、奥の部屋に行くと、完全個室で、ここも照明が落としてあった。
服も着替えが置いてあり、さっそくパジャマに着替えた。癒し系の空間だ。
ゆっくりゆっくり、マッサージをしてもらう。昨日の倍くらいやってもらった感じだ。
ホントにすっきりリラックス。気持ちよかった♪
体もほぐれたところで、外に出ると、雨もずいぶんと止んでいた。
朝に引き続いて、またまたサラデーンからシーロム通りをチョンノンシー方面に向かって歩くことにした。
昼間は普通の通りだったのに、夕方の時間帯ともなれば、道の脇に露店がずらり。
そう、シーロム通りといえば、夜は繁華街となることで有名。
タニヤ・パッポンみたいな怪しさはないものの、昼間とはがらりと変わるこの様子にはびっくり。
昼間でも、食べ物のお店がちょこちょこと並んでいたが、夜はすごい。歩けないくらいに店が出ている。
サングラス、Tシャツ、ブランド品(明らかにパチモン)、なぜかチャイナ服、タイシルク製のグッズなどなど。
どれも見て回るだけでもおもしろくてワクワクする。
昼間とは違う魅力だ。あー、かなりタイっぽい!
ホテルに帰ってきてから、今度はシーロム通りをサラデーンと逆方向へ歩いた。(地図:上A3)
シーロムビレッジに行くと、オープンテラスのシーフードレストランやカフェがあり、お土産屋さんもあった。
イルミネーションがキレイで、雰囲気もなかなかよい。
日本の観光地なんかにある道の駅っぽい感じ。
シーロム通り沿いには、他にもキレイなショッピングセンターがあった。
しかし、ちょっと脇の道を覗いて入ってみると、怪しい雰囲気満点だった。こわ〜。
でも、それも何だかワクワクした。
夜のバンコクは楽しい! こんなの書いてたら、もう1回行きたくなってきたぞ。