アウト・オブ・サイト /
Out Of Sight ('98
アメリカ)
<ストーリー>
脱獄し、これを最後に足を洗おうと強盗計画を企てたジャック(ジョージ・クルーニー)は、
ちょうど刑務所に召還にきた女保安官・カレン(ジェニファー・ロペス)に出くわしてしまう。
そして、幸か不幸か、2人は車のトランクに閉じ込められ、ともに逃亡することに。
2人は次第に惹かれ合っていき、微妙な関係のまま、
危険な犯罪者達を巻き込んだダイヤ強奪事件で対決の時を迎える・・・。
<評価>
★★★☆☆(三つ星級)
<かんそー>
観た当時は意識してませんでしたが、これ、ソダーバーグ監督なのですね。
なるほど。っぽいですな。「コンフェッション」「エリン・ブロコビッチ」の感じに似てるね。
ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツとともにソダーバーグ監督のお気に入りみたいやね。
伊丹十三でいうと宮本信子、三谷幸喜でいうと西村雅彦、戸田恵子、みたいな。
ジョージは顔が濃くて、今まであんまし好きじゃなかったけど、
この作品でのセクシーな魅力には思わず見とれてしまったよ。
あの濃さもまた魅力なのですな。
ジェニロペの演技もこれで初めて観たんだけど、なかなかイイなと思った。
歌ってるときもカッコイイけど、女優さんもまたヨロシイ。
あのラテンチックな(チックじゃなくてホントのラテン系だけど)顔立ち、素敵です。
印象的だったのが、ホテルのバーのシーン。
2人語り合いながらお酒を飲んでいるだけのシーンなのに、やたらエロティックなムード。
というのも、そのシーンにフラッシュバックのように、ぱぱっと2人のラブシーンが入るのですよ。
そのシーンは、バーでのひとときの後に、2人が部屋に戻ったときのシーン。
きゃー☆ ただお酒飲んでるだけなのに、一段とエロさ満点のシーンでした。
「out of sight」って、口語で「最高」とか「いかしてる」って意味らしい。
それと、「オトコとオンナが2人して消える」というイヤらしい意味もあるらしい。
うーん、オトナな雰囲気漂う恋愛ですなぁ。
でも、こんなありえんような許されぬ恋愛ってのもイイわね☆
(記入日 2004・3・5)