ラブ・アクチュアリー / Love Actually ('03 イギリス)


<ストーリー>

12月のロンドン。お茶くみ秘書(マルティン・マカッチョン)に一目ぼれしたイケメン新首相(ヒュー・グラント)。
言葉の通じないポルトガル人のメイド(ルシア・モニス)に恋するミステリー作家(コリン・ファース)
新婚ほやほやの親友の奥さん(キーラ・ナイトレイ)に密かな想いを寄せる新進画家(アンドリュー・リンカーン)。
持ち歌のクリスマスソングバージョンで、カムバックを果たそうとする元ロック歌手(ビル・ナイ)。
クリスマスイブの夜、19人が織り成す9つのラブストーリーが、ハッピーエンドに向けて動き出した。


<評価>

★★★★☆(四つ星級)


<かんそー

恋愛がしたくなる。ヤバイ。
彼氏欲しーっ!あんな恋愛したいよゥ。むきーっ!
今、私は自分のやりたいことに精一杯まっしぐらで、恋愛など二の次三の次くらいにしか思ってないけど、
そんな私でもついグラっと恋愛したいな〜って思ってしまう。
えーん、誰か〜(>_<)

いやいや、失礼いたしました。取り乱しました。

「LOVE」というのは、男女間の恋愛だけじゃない。
自分の大切な人たち、たとえば、友達や家族、日ごろお世話になっている人たちに対する「LOVE」だってある。
この映画を観終わったとき、そんな大切な人々のことを、心から愛しく思えました。
一人暮らしをしてると、いくら一人が平気さ、と強がっていても、
やっぱりどうしても寂しいときだってあるのよ。

だけど、映画を観終わって、大事な人たちのことをじんわり考えていると、
「愛(
love)は実際に(actually)私の周りにあふれている」ことを実感いたしました。
そして、そうやってホッとあったかい気持ちになったとき、
自分はもしかしたらとてつもなくシアワセなのかもしれない、と感じずにはいられなかった。
私には大切に思える誰かがいる。
それだけで、何だかシアワセな気分になって、思わず顔がニコニコしてしまうのでした。

LOVEにはいろんな形があるけど、どれも、みんな純粋。
どの恋愛もみんな共感できる部分があるし、素敵だなぁって思うけど、
特に、首相と秘書のLOVEには思わずときめいてしまいました。
過去、二度も学校の先生に恋をしたいっぴーでありまして、あんな恋愛は大好きです。

それから、憧れの会社の同僚と念願かなって結ばれる女の子(ローラ・リニー)。
あのコの気持ち、すっごいわかるなぁ。キスした後、「1秒だけ待って」のシーン。
こっそり隠れて、喜びジダンダを踏み踏み、シアワセをかみしめるのが、めちゃカワイイ☆

でも、私の中でのイチバンは、学校一の人気者の女の子に恋する少年(トーマス・サングスター)のお話。
もう1回あんな恋したいなぁ。思わずがんばれ〜って言いたくなる。
これから成長していろんな女性と付き合ったり、大人になって結婚しても、
空港のゲートを潜り抜けてあのコの元へ走っていった日の気持ちは、ずっと忘れないでもっててほしいな、と思います。
私自身も、小さいときの純粋な恋愛をしてた頃の気持ちは、忘れずもっていたいと思います。


(鑑賞日 2004・3・3)
(記入日 2004・3・5)


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